鈴木憲和さんは東京都出身ですが、現在の選挙区は山形県です。
出身地ではない地域を拠点にしているのは、少し意外に感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
- 鈴木憲和の選挙区が山形県なのはなぜ?
- 東京出身なのに移住した理由とは?
このことについて記事にしてみました。
早速本題に入っていきましょう!
鈴木憲和の選挙区が山形県なのはなぜ?

鈴木憲和さんは東京都出身ですが、現在の選挙区は山形県です。
その理由は、父親の故郷が山形県南陽市だからです。
子供の頃から夏休みなどによく訪れていたそうで、土地や人の温かさに自然と愛着を持つようになったといいます。
両親からは、「人の役に立つ仕事をしなさい」と教えられて育ちました。
その両親から「社会の役に立つ仕事をしてほしい」と言われていました。
引用元:政治ドットコム
大学卒業後は農林水産省に入り、霞が関で働いていましたが、次第に机上の政策だけでは地方の現場の実情が見えにくいと感じるようになったそうです。
実際に自分で畑を借りて農業を体験したこともあり、手間をかけても十分な収入にならない現実を痛感しました。
役人時代に畑を借りて、農業をやってみたんです。驚いたのは、とにかく儲からないこと。
引用元:GQ
こうした経験を通じて、20年以内に日本の農業を稼げる産業にしたいと考えるようになったそうです。
そして、父の出身地で子供の頃から馴染みのある山形で、理想を現実にしたいという思いが強まり、家族で山形県に移住し出馬を決意します。
鈴木憲和は山形で地盤ゼロだった!

鈴木憲和さんは、山形県に縁があるものの政治家の家系でもなく、支援者もほとんどいない状態でまったくのゼロからのスタートでした。
それでも鈴木さんは覚悟を決めて選挙に挑戦しています。
費用は数千万円にのぼり、ポスターを2000枚作り、選挙区の家々を一軒ずつ訪ね歩いたそうです。
選挙期間は10カ月でしたが、かかった費用は数千万円。
引用元:GQ
畑や田んぼを回ることも多く、長靴姿で地元の人と直接話す日々が続きました。
その地道な活動が少しずつ実を結び、2012年の衆議院選挙で初当選しています。
現在では農林水産大臣として、日本の農業政策を担う立場に立っています。
地盤のない地域から始めてここまで信頼を築いた背景には、常に現場を大切にする姿勢があったからではないでしょうか。


まとめ
鈴木憲和さんが山形を選挙区にしたのは、父の出身地で子供の頃から親しんだ地域だったというのが一番の理由のようです。
さらに日本の農業を稼げる産業にしたいという強い気持ちも重なり、山形県がぴったりの場所だったようです。
政治家としての地盤がゼロの状態で、一からの選挙活動でしたが鈴木さんの思いが有権者に伝わり当選できたようですね。
農水大臣としても期待される鈴木さんにこれからも応援したいですね!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
